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エドハーディー偽物編集

話  スローロリス  スローロリスという動物がいる。ナマケモノの仲間で、ゆっくりしか動けない猿である。数年前、上野動物園で見て覚えたら、なんと近所のペットショップにいるではないか。それも、その店にはなぜか営業担当者がいて、セールスマン口調で「丈夫で飼いやすいっすからねー」と勧めてくる。「今何飼ってんすか」と聞かれて、アマゾンの魚やカエルと答えたら、「そりゃもうスローロリスしかないっすよ」。しかしいくら可愛く珍しくても、見るからに「えー、でもこんなの家で飼ってもいいのォ」という感じだったし、その気になれなかった。  その後、私もスローロリスを捕まえて連れてきたのが問題になっていることや、その時それが沢山死んでしまったことを知った。  あの店にいた二匹は、どうなったのだろう。ちょっと覗いたら、あの熱心な営業担当者が私の顔を忘れていてくれなかったため、逃げて来てしまったのだが、赤ん坊のほうだけ姿が見えないようだった。  第 一 印 象  私の昔の知り合いに、初対面の相手を見る目が変わっている男の人がいた。  あるとき、だれかがその人に女の子を紹介したあと、彼女がいなくなってから「どう、きれいな子でしょう」と言うと、その人は「どこが。あんな、指毛が生えてる女」と言ったという。
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