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2015-02-08 04:14    二つ折り財布型紙無料
 横からの風がするどい音をたてた。雨が一方のハッチの面を激しくうった。 「フゥーッ……」  全身に打撲の痛みがよみがえった。気が緩《ゆる》んだからだ。バーンは、脇腹の痛みのひどさを堪《こら》えながら、短剣を腰につるして、ガベットゲンガーの正面のライトをつけた。  光のむこうに、濃緑色の髪を背中にべったりと貼りつけた白い背中が、窟《いわや》の奥の壁に転がった毬《まり》のように見えた。 「サラーンか」  その白い肩がビクッとして、頭がうなずいたようだった。 「…………!」  バーンは胸に嫌悪感がこみあげるのを待ったが、かつてのように、フェラリオと見ると唾《つば》を吐きかけたくなるような感情は湧かなかった。 『妙な……』  ガベットゲンガーのライトを消して、懐中電灯で足場を確かめると、バーンは、ガベットゲンガーの膝の上から、風雨に打たれる岩場に降りたった。  この懐中電灯は、東京湾に面したアリスランドから盗み出したものだ。かなりの光量があるのだが、バーンは電池の消耗を恐れて、暗い光度でつかった。  入口にたれさがってユサユサと揺れる蔦類《つたるい》が、窟に風が吹きこむのを防いでいるようだった。  窟の床には、そこここに草が生えていて、奥の岩は乾いてさえいた。しかし、窟の入口からは、濁流と風雨の音が押し寄せて、それが、岩壁に押し殺されて籠《こも》った音響になって、バーンの耳を襲った。  薄暗い懐中電灯の光の輪のなかに、サラーンの白く煽情的《せんじょうてき》な丸みのある身体が浮かびあがった。  バーンは、距離を置いて立ちどまった。  そして、苦《にが》い思いを吐き出すように、バーンは聞いた。 「……お前が、わたしをこの地に呼び戻したのか?」  背中から押しよせる音響に負けまいと大声を出した。