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プラダ 財布 新作 バイカラー編集

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 きっと、なにか兄弟だけの秘密なのだろうと思って、バルサは、あえてジグロにたずねることはしなかったが、ある夜、どうしても気になって、ふたりのあとをつけてみたことがある。――そして、その光景をみたのだった。  ふたりは、夜の闇のなかを、明りももたずに川原までおり、その足場のわるい砂利の上で、短槍をかまえて、むかいあった。  三日月の、わずかな光が、短槍の穂先に白くともっていた。無言で、ふたりは、はげしく槍をまじえはじめた。つき、かわし、ねじり、はねあげる。――すべての動きが、まるで、舞いをみているようにうつくしかった。  やがて、ユグロがわかれをつげてさったあと、ジグロが、ぽつん、とバルサにいった。 「……兄上が、オオカミにやられた傷がもとで、右腕をきりおとしたんだそうだ。あやうく、ムサ氏族長家伝の秘技がとだえるところだったが、信じられぬ幸運で弟につたえることができた。肩の荷が、ひとつおりたよ。」 (……ジグロは、あのとき、弟に裏切られていたんだろうか。)  そういえば、ジグロの短槍から金の輪がきえたのも、あのときからだった。あのころは、ただ、弟に技をゆずったあかしとして金の輪もゆずったのだろうと思って、なにもきかなかったが、いま、考えてみると、あの金の輪にはもっと大きな意味がこめられていたのかもしれない。  たおしてもいない兄をうちとった、と王につげ、ジグロがぬすんでもいない金の輪をとりもどしたことで英雄になった男――ユグロ。 「ジグロがぬすんでもいないほかの八つの金の輪を、ユグロがもっていたということは、ほんとうは、ユグロが金の輪をぬすんだのかもしれませんね。」  叔母は、首をふった。 「それは、ありえないわ。だって、ジグロが逃げたころ、ユグロは、わずか十六歳だったはずよ。当時はまだムサ氏族領に住んでいて、王城にはいなかった。――ぬすめるはずがないわ。」 「それは、たしかですか? 十六だった、というのは。ずいぶん、ジグロと年がはなれていたんですね。」 「ええ。たしかに十六だったわ。」  叔母は、ため息をついた。 「あなたがくらしてた南の国ぐには、ここよりももっと豊かなんでしょうけど、カンバルでは、十人子どもをうんで、そだつのは四人ぐらいがふつうですもの。そのくらい年がはなれていてもおかしくないでしょう。  それはともかく、ジグロを追う討手《うって》の一番手は、ほんらいなら、兄のカグロがなるはずでしょう? だけど、カグロは、ひどい怪我をして、右腕をきりおとしてしまっていたから、討手になれなかったのよ。つぎの候補はとうぜん、弟のユグロだけれど、彼はまだ十六で、ジグロにかなうはずがないということで、はずされたの。それで、うちの氏族のタグルさまが一番手になったのだもの。まちがいないわ。」 「……とすれば、どう考えても、ユグロに九氏族の金の輪をわたせる人物はひとりしかいない。」
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